Mission
地球環境と人間社会の持続的な繁栄を実現する
1972年、ローマクラブ・レポートとして知られる「成長の限界」で「100年以内に地球環境は限界に達する」と発表されました。それから50年後、この報告書の通りわたしたちが住むこの地球が、歴史上初めて安全な境界線(環境容量)を越えはじめています。この境界線を守ることは、わたしたち人間の生存にとって不可欠です。
これからは、世界経済を根本的に持続可能な状態へと移行する必要があります。それは、
ーバランスの取れた公平な新しい経済の実現
ー人々の幸福と地球環境の生命維持システムの繁栄
ー「自然」を意識した組織ガバナンスの構築
このようなことを通じて、従来のビジネスと成長の概念を再構築していかなければなりません。
今は社会的に大きな課題を抱えている時代です。たとえば新たなリスクにどのように対処し、より良い未来を創造していくかを考えるのは、必ずしも容易ではありません。
わたしたちToFuAcは、社会的インパクトの大きい企業組織の変革支援を通じて、より良い未来の実現に貢献します。組織の根幹からの変革には時間を要しますが、その過程で培われる知見と実践を通じて、未来の社会を共に創造することができると確信しています。
この信念のもと、私たちは持続可能性を企業の中核に据え、それを戦略・事業活動・コミュニケーションと統合することで、地球環境と人間社会の繁栄に向けた具体的な仕組みづくりを促進していきます。
VALUES
Trust
信頼は私たちの活動の基盤です。すべての関係性において、誠実さと専門性を通じて揺るぎない信頼関係を築きます。
Progress
お客さまとの共創を通じて、サステナビリティへの道のりそのものを価値ある旅として楽しみながら、継続的な進化を実現します。
Go beyond
国境、文化、世代、専門分野という境界を超えて、多様な視点が交差する場所から、革新的な未来像を共に描きます。
Down-to-earth
理論と実践の調和を重視し、現実を深く観察することで本質的な課題を見出し、実効性のある解決策を導き出します。

未来をつくる組織変革:サステナビリティの実践知
20年にわたり日本とフィンランドで、サステナビリティの経営推進から情報開示、そしてステークホルダーコミュニケーションまで、多くの組織の変革に携わってきました。
1972年の「成長の限界」で警鐘が鳴らされた環境問題は、今や私たちの目の前で現実となっています。気候変動による異常気象の増加、生物多様性の損失、そして社会的な格差の拡大—これらの課題は、もはや看過できない段階に達しています。地球環境の保全と人類の持続的な繁栄は、もはや切り離して考えることができない時代を迎えているのです。
しかし、こうした危機に直面しながらも、具体的なアクションに踏み出せない組織や個人が多いことも理解しています。20年前の自身の経験から、組織の本質的な変革には、共に歩む存在が必要だと確信しています。
これまでの経験からサステナビリティへの取り組みは、単なるリスク対応や規制対応ではなく、組織の存在意義を再定義し、イノベーションを促進し、持続的な価値創造への道を開く機会と考えます。
2013年からはフィンランドに拠点を移し、欧州・北欧のサステナビリティ・ネットワークから得た知見を活かしてきました。画一的な解決策ではなく、組織それぞれの文脈に根ざした、さまざまな施策から実践までを一貫して支援する包括的なアプローチを提供しています。小国フィンランドが、その先見性と創造的なイノベーションで世界に影響を与えてきたように、私たちも独自の視点と実践で、企業の真の変革を支援します。
法規制対応という受動的な姿勢から一歩踏み出し、私たちが望む未来を能動的に創造するーそんな挑戦的な取り組みを支援できればと考えています。
組織の持続的な繁栄と、地球環境および人類の繁栄。この二つを両立させる道筋を、共に探求していきませんか?
ToFuAc Oy
代表 藤原斗希子
BIO
大手船会社(邦船、外船・外資系)、2003年CSR元年におけるサステナビリティ経営およびCSR/サステナビリティレポーティングコンサルティング会社を経て、2013年フィンランド移住。
移住後は欧州・北欧のサステナビリティ・ネットワークを構築し、2020年 ToFuAc Oy(トゥーフ・エース株式会社)を設立。
GRI G4 ピアレビューア、WBCSD Reporting Exchange✴︎1 モデレータ。
✴︎1: Reporting exchange of World Business Council for Sustainable Development. 「日本企業におけるサステナビリティに関するレポーティングの動向」の監修を担当
